「VRを用いた看護師の多重課題に関する教育支援用アプリケーションの開発」

研究参加者募集

当研究室では、下記の研究に参加してくださる方を募集しています。

「VRを用いた看護師の多重課題に関する教育支援用アプリケーションの開発」

ご関心のある方は、下記の問い合わせ先に『件名:研究案内希望』とした空メールをお送りください(この時点では申し込みではありません。お気軽にご連絡ください)。

[研究内容・目的]

看護基礎教育の臨地実習においては1名の患者のみを受け持つため、複数の患者に対する複数業務の同時進行である多重課題を体験していない。これに対し、就職後は新卒看護師でも複数の患者を受け持ち、多重課題に対応する必要がある。このため医療安全と看護師人材確保の観点から、臨床に出る前の学生に対して多重課題への対処についてトレーニングを行うべきと考える。

本研究は看護学生と熟練看護師を対象とし、多重課題に適応する能力を高め医療安全に資するため、VRを用いた多重課題体験アプリケーションを開発し、その有効性を検証することを目的とする。さらに、仮想空間を用いて看護師の多重課題訓練の脳活動への影響を明らかにし、学習機序の解明に資する。

[参加者の条件]

参加者は日本語を母国語とする右利きの健康な看護学生(4年生)と熟練看護師(勤務経験5年以上)とします。

また、高磁下と狭いスペースの実験となるため,体に金属がある方、暗所・閉所恐怖症の方、妊娠中の方は参加不可となっております。

[研究の概要]

本研究は、アンケート、多重課題に関するVRでの体験、NIRS (Near-Infrared Spectroscopy)測定、MRI (Magnetic Resonance Imaging)計測から構成されています。体験中にNIRS、そして体験の前後でMRIにより脳活動を計測します。

[実験時間] 2.5時間程度

[手当] 1200円/時,交通費

総額:4,200円 (1,200円×2.5時間+1,200(交通費))
(実験終了時に4200円分のアマゾンギフト券と交通費で手渡し)

[場所] 東京大学 駒場キャンパス 〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 
東京大学大学院 総合文化研究科17号館1階 進化認知科学研究センター

[参加受付方法] 下記の問い合わせ先に『件名:研究案内希望』とした空メールをお送りください(この時点では申し込みではありません。お気軽にご連絡ください)。

[問い合わせ先]

東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻医療科学講座
臨床情報工学分野 小山研究室
責任者:小山博史
研究分担者:大野昴紀、河田人美、リム・ウィグァン
連絡担当者: 大野昴紀
e-mail: multitask.fmri(at)gmail.com

ご関心をお持ちの方は、下記参考資料をごらんください。

(資料5)